にのやをつぐ

いまだからこそ

ホテルと冷房

カフェカルディの水出しコーヒーにクリーミーシュガーパウダーを入れて飲んでいる。これがおいしい。芳醇な香りが感じられる。僕はインスタントコーヒーの方も家に置いてはいるが、「飲みたい!」という気持ちが湧いてくることは少ない。たぶん、インスタントの方は香りが少ないからだと思っている。

今日は買い物に行った。食材を買ったのと、夕食として、ほっともっとの鰻重弁当を買った。鰻を食べたのは久しぶりで、なんだか自分の中で夏が来たみたいな、そんな気分になった。普通サイズだったが、お腹いっぱいになった。

「ひとり暮らししてるんだなあ」と、当たり前のことを強く感じる瞬間がある。僕はもう3年以上ひとり暮らしをしてきたので、それが染みついているが、洗濯や片づけを終えてイヤホンを外したとき、ふと部屋の静けさを感じて、一瞬だけ少し寂しくなる。

なんだろうな。どこかのホテルの一室で、ひんやりとしたクーラーの風が吹いていて、心地いいけど……みたいな感じ。

自転車で寮へ帰る時、いつもは通らない道を通ってみた。景色がとても新鮮で、遠くからは九大の建物の明かりが見えたのだが、なんだかよくわからないけど、すごくリアルな感覚になった。

「リアルな感覚」というのは、「まさに今ここで生きている」という感覚であり、「神経が研ぎ澄まされる」ような「脳に焼き付けられる」ような感覚である。僕は「リアルな感覚」を少しでも多く感じたい。するりと掴むことが難しいかもしれないが、たしかに、その感覚を引き起こすスイッチが存在すると思っている。

では☆