にのやをつぐ

いまだからこそ

心惹かれた薄紫の

夢の中で3種類のチューリップが3輪ずつ咲いていた。どれも幻想的な色形をしていて、それぞれがそれぞれの魅力を持っていた。僕には特別に心惹かれた種類があった。僕は近寄り、それを3輪摘み取った。すると、摘み取った瞬間、その煌めくような薄紫のチューリップは、崩れるように散り散りになってしまった。

……夢には意味があるという。僕は確かに、’なんらかの’意味はあると思う。でも、結局わからないよなあと思う。昨日の夢については、「美しくて儚い」気持ちがどこかにあるのかもしれない。

では☆