にのやをつぐ

いまだからこそ

成長

蔦屋書店に寄り道した。買いたい本があった訳ではない。僕にとって本屋でいろんな本を手に取り考えることは、小さな娯楽なのである。今日もいろんな本を手に取った。中でも特に印象に残った本は自己啓発系で、「認知スキルは20代半ばがピーク」「だからこそ、それ以降は意識的に能力を磨くべき」という内容の本。僕は今26才ということで、まさにタイムリーな本であった。……26才になって感じることだが、自分なりの考え方やスタイルを持てるようになった。というのも、本屋でいろんな本を手に取った時に、自分の頭の中にあることと対比しながら考えられることが多くなり、自分に馴染みのないテーマだったとしても、自分が理解できていない部分を明確に意識できるようになったのである。これはネットニュースに対しても同じで、例えば「デフレ脱却」についてのニュースならば、僕はそもそも「デフレ脱却=物価が持続的に下落する状況を脱し、再びそうした状況に戻る見込みがないこと」という部分が頭に入っていない、と明確に意識できるようになった。日々の研究生活では未来に対してネガティブな要素を感じがちなので、こうしたポジティブな変化もあるということを意識的に心に留めていきたいものである。