にのやをつぐ

いまだからこそ

日記思考

僕の日記は話し言葉よりも硬いし、頭の中で考えている調子よりも硬い。と、そのはずだったが、最近、日記を書くように考えている自分がいた。いつもではなく、そういう瞬間がいくつかあった。

思考が日記になるように、日記も思考になるのだと思う。もっと正確に言えば、思考というか、思考の癖になるのだと思う。テーマ、展開の仕方、言葉の選び方……色んなところに影響していると思うと少し恐ろしくもなってくる。

自分の書く日記はキライではないが、伸びしろは沢山感じている。例えば、ここ半年くらいで強く感じるようになったこととして、自分の表現方法の偏りがある。接続詞の使い方なんかはそれなりに意識しているはずだが、似たり寄ったりになってしまう。

他人の文章に触れ、毎日じわじわと吸収する。そんなイメージでやっていくしかないのかもしれない。何かを意識しながら、読んで書いて、書いて読んで、読んで読んで、書いて書いて。そして、習い性となるのかな。