にのやをつぐ

いまだからこそ

光景

「光景」という言葉が好きだ。忘れられない光景、楽しみな光景、鮮やかな光景、殺伐とした光景……エモーショナルな雰囲気を感じるが、それだけでは理由として乏しいような気もする。なんだろうな。

最近、計画手帳に言葉を集めている。前は「今用の言葉」と呼んでいたが、今は単純に「使いたい言葉」と呼んでいる。種類は問わない。「光景」のように短い単語もあるし、一方で長いフレーズもある。

無限に集めることはできない。適宜手放していくのだろう。それは魅力を感じなくなった時かもしれないし、自分に馴染んできた時かもしれない。いずれにせよ、新陳代謝の中で表現を磨けたらなと思う。