にのやをつぐ

いまだからこそ

マディ

スロウハイツの神様』を上・下ともに読了した。自分の年齢に近い登場人物が多く、自分のことと照らし合わせながら作品に浸ることができた。かなり前から読もうと思っていたので、ようやく読めた!という感覚がある。読めて良かった。

登場人物については、嘘が多く本音が少なかった印象だ。それによってストーリーは複雑に絡まり合い、なんとも言い難い面白い展開、味わいが醸し出されていた。僕は正直、嘘も方便という言葉はきらいだ。しかし、嘘が面白いというのは本当だと思った。

僕が今使っているマグカップは「マディ」という店で買った物だ。『スロウハイツの神様』の中では「マディ」という言葉が重要な言葉のひとつとなっているため、色んなものが繋がっている!と感じずにはいられない。と、今日はここまでにして寝たい。